その道のプロとは…?
先日、アラジンストーブを2台続けて買いました。
二台とも同じ料金でした。
一台は、その場で点灯確認をし、使い方を説明してくださいました。
もう一台は、「現状渡しとなります。メンテナンスをすれば、12000円〜13000円くらいかかりますが、やる時間がないので、そのままでも良ければ、お安くします。」で同じ値段でした。
最初の業者さんをAさんとします。Aさんはその後も私がストーブの脚をつけたい、って言ったら快く、革素材で脚を作って下さいました。
さて、Bさんのストーブをいざ使おうと思ったら、中の部品がない。すぐに連絡したら、「未確認で仕入れているからわかりません。」と。
ストーブは、私も一緒にいる際に見ているから、未確認な訳ないはずはないとは思う。現状品価格が安かったのか、高かったのか?
メンテナンスをして12000円くらいかな、って、言っていたから、「では、差額をお支払いしますので、メンテナンスをしていただけますか?」と問い合わせたら、「差額プラス部品代です。」と…
私も古物商として中古のオイルランプも扱っている。仕入れたランプに部品が足りているか、足りてないかは見ればわかる。
私は、回収業者であるだろうこのBさんに「何を得意として扱ってらっしゃいますか?」と聞いたら、「ストーブ」と言った。
帰り際に「返品は出来ませんので」、と言ったので、嫌な予感がしたんよね。案の定、この有様…。即決はあかんね。失敗しました。
古物商は、二つのパターンの人間がいる。はじめから都合の悪いことは伏せて、少しでも高く売ろうとする人。
そして、もう一パターンは、自分の扱う商品に責任を持って売る人…
Bの業者のところには、もう絶対に行きません。相方が欲しがっていた型だっただけに、残念。でも、いい勉強になりました。
今日は、一日がかりで汚れたランプを綺麗にしました。心のモヤモヤをランプと向き合って何とか、沈めました。
安全に安心して長く使って欲しい。だから、私はメンテナンスの際には細かい所まで見る。
イマイチだな、ってところも正直に話します。
今日、メンテナンスをしたランタンは、あまり出回らない、19センチのミニハリケーンランタン。
燃焼時間もオイルの情報もわかりません。
まずは満タンまで入れてみたら、100mlはいりました。
ネットを見ていると、燃焼時間は、3〜4時間、って言っている人がいました。
そんな短いのか?本当かいなぁ〜
朝から点け始めて、ただ今8時間が経過しております。
ネットの情報というのは、いい加減なものですね。
私ね、思いました。
やっぱり専門店を名乗るなら、あらゆる情報の裏づけをきちんと調べなきゃいけないなぁ、って。
それでね、やっぱりしっかりメンテナンスをして売らなきゃね、って…
私はBさんのようなストーブ屋にはなりたくないわ。
にわかランプ屋になるくらいなら、はじめからランプ屋にはならない。
日々精進ですね。
うちから買ったランプは、部品代以外はしばらくはメンテナンスを無料にしようと思ってます。
まだ、未熟やからランプにもお客様にもしっかり向き合って行かなきゃね。


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